2016/10/12

20161009-1010 ハセツネCUP2016


入山峠 1:15 - 醍醐丸 3:01 - 浅間峠 4:50 (DNF)





3回目のハセツネは第1関門浅間峠(22k)にてリタイア。

今年のコースは広徳寺先のトレイル(昨年スズメバチの被害が有ったところ)が迂回ルートとなっており、そこが新たなボトルネックポイントに。入山峠到着は1時間15分と昨年比で既に17分の遅れ。
この日は雨上がりで湿度が高く、非常に蒸し暑かったせいか、峰見通りで妙に体力を削られ、醍醐丸手前で既にヘロヘロ状態で走れなくなる。
また、負傷中の足裏もズキズキと痛み始め、一旦腰を下ろしてどこまで行くか逡巡する。この時点でPBの更新は絶望的と考えていたこともあり、完走へのモチベーションが一気に低下してしまった。

結局ゴールまで行かないのであれば、回収されやすいと思われる浅間峠まで進めばいいよね、ということで、予定では第2関門月夜見(42k)での"ご褒美"だったはずのコーラを醍醐丸(15k)ゴクゴクと飲み始め、月夜見まで補給できないボトルの水を暴飲してしまう。振り返ってみると、これは完全に錯乱状態だ。

浅間峠に到着した時点で水分は残り150ml程度。ここから笹尾根を抜け三頭山を越えるのはさすがに無謀。迷うことなくスタッフにリタイアを告げ、同じくリタイアされた3名とともに回収ポイントまで下山した。
こうして私のハセツネはあっという間に終了した。

DNFの理由は「水切れ」ということになるが、浅間峠でリタイアするための言い訳を自分で作ったとも言える。何が何でもゴールするぞ、という意欲が決定的に足りていなかった。

ハセツネとは内なる自分とただひたすら向き合う山岳レースであり、中途半端なな気持ちで臨むと本当に痛い目に遭う。
来年も参加するかどうかはまだ頭で考えられないが、このままでは終われない。。。

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